【シニアタレントオーディション】|50代・生き方

松岡 球一(まつおか きゅういち)
54才、妻と娘(7才)と息子(4才)の父。
15年続けたフルコミ生命保険営業をほぼクビ状態で2023/8/7に退社。
翌日8/8よりテレアポの会社→半年後の2/28に突然の解雇。
3/25~ルート営業の会社に正社員として採用され、マイナス生活から開放される。

2020年4月の緊急事態宣言を機に、将来への不安を感じ、どんな環境下でもパソコン一つで出来る仕事を探し始める。

あなたは人から注目されることは好きでしょうか?

表面的には、「恥ずかしいからそんなのイヤだ」と思うかもしれません。

しかし、誰しもが人から認められたい、注目されたいという承認欲求を持っています。

その典型例が、SNSの”Facebook”への登録者数の多さです。

日常のたわいもない写真を掲載しては「いいね」を欲しがってしまうものです。

人間誰しも、自分のことが大好きで、もっと知って欲しいし、もっと認められたいものです。

私もしかり、中学一年の部活動での自己紹介の経験がきっかけで極度のあがり症になるも、元々目立ちたがり屋で人を笑わせるのが好きな面があるのも事実です。

このブログの中で【50代からの男の生き方】を探求しているうちに、本来自分が持っている欲求に気づくことができるようになる。

また、【悔いのない生き方】をテーマにした記事を書いているうちに、「気になったことはすべてやろう」「自分のすべて出し切ろう」と思えるようにもなりました。

現在54歳で、残りの人生はあと40年あるかないか。

今回、その思いを行動に表したのが、【シニアタレントオーディション】への参加です。

約十二年前に極度の緊張から”書けい”になり、仕事にも支障をきたすようになりました。

そこから内面を変え、ポジティブにこだわって生活して来た結果、人前でのオーディションに参加できるまでになりました。

同じ50代で、先行きが不安になっているあなたやりたいことはあるが思いとどまってるあなたへの一助となれば幸いです。

目次

場数を踏む良い経験

自分の性格を分析すると、目立ちたがり屋で、とにかく人から「すご〜い!」っていっぱい言ってもらいたいタイプ。

小学生まではクラスの人気者(自称)。

ところが、中学生になるのを機に異性が苦手になり、萎縮してしまう。

イジメっ子がイジメられっ子に。

さらに、あがり症となってしまったのが、野球部に入部したときの自己紹介。

私:「松岡 球一といいます」

不良の三年生:「なんで球一って名前なんだよ!」

私:「宇宙船のアポロが地球に初めて着陸した年に生まれたので、球一です」

不良の三年生:「地球じゃなくて、月だろう!」

一同:大爆笑!!!

私:赤面で全身が固まる

以来、普段の生活で常に何かしらの緊張と格闘するようになる。

つい最近までは、緊張するであろう場面は常に避けて、ごまかしごまかしで来ました。

しかし、いつからか自分の内面の考え方を改め、悔いのない生き方にこだわるようになる。

過去の自分を振り返ったときにやり残してきたこと、それはあがり症になった自分へのリベンジ。

人前での借りは人前で返すしかない

何か人前で堂々と話せるようになる方法はないか。

そんな時にFacebookでたまたま見た、シニアタレントオーディションの広告。

しかもタダ。

ならと、早速クリック。

当日までの間、いく度となく「緊張するからやっぱ止めておこう」という心の声が出てきた。

そんな時に

「オーディションに受かっても受からなくても失うものは何もない」

「人も世間体も関係ない」

「挑戦する勇気と経験が自分を成長させてくれる」

と何度も何度も自分に言い聞かせて、当日は極度の緊張もなく迎えることができました。

結論として、とても貴重な今後の財産になる経験ができました。

今後の人生において、緊張しそうな場面が来たときに、今回の経験と達成感が自分に自信を与えてくれることは間違いないです。

日常生活では味わえない

普通に考えれば「54歳のオッサンがタレントのオーディションだなんて無理に決まってるだろう!」と嘲笑されることになるでしょう。

しかし、私が覚悟を持って目指しているのは、自分の気持ちにウソをつかず【悔いのない生き方】をすることであって、年相応の人たちの考え方で生きることではありません。

普通とか世間の常識とか、そんなものはどうでもいい。

学生時代とちがって社会人ともなれば、いかに社会に適合する人になって、そして生きていくかが求められます。

ましてや、タレントオーディションで審査員の前で自分を表現するなんてまずありえません。

どんなオーディションだったのか?

6/2(日)の15:30、高田馬場駅の早稲田口から徒歩12分の某タレントオーディション会場。

当日は小雨が降る中、スマホの地図片手に小走りで会場へ急ぐ。

受付は先着順ということもあり、早く行った方が発表も早くできると思い急いだのだが、結果は25人中24番目。

皆さん用意周到で、やる気の熱量に少し圧倒される。

私がエントリーしたシニア部門は40~60歳で、若いタレント部門とちがって、服装や外見はごく普通の人たちばかり。

25人が一つの部屋でオーディションを行う。

目の前には5人の審査員、左斜めにはビデオカメラ。

発表するのは、三種類の文学作品の中から一つを選んでの朗読と、希望者のみアカペラによる歌。

1番目の人から発表し終わると、一人づつ退出して行く。

オーディションの時には約束事が一つあって、それは発表者に対して拍手をしてはいけないということ。

人の発表に対しては、頷きでしっかり共感し、終わったらしっかり拍手することにこだわっている私にとってはちょっとツラかったです。

途中で声が出なくなる人が何人かいましたが、その雰囲気にも飲まれずに「そうだよね、誰でも緊張するよね」と共感する余裕もありました。

25人いた人たちも、残りは私と最後の男性のみに。

私が朗読に選んだのは、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」

審査員の前に突き出した、朗読の紙を持つ左手が軽く震えてるのが見えた。

「震えていい」

ありのままを伝えようと、瞬時に思った。

次にアカペラによる歌。

私が選んだのは、”瑠璃色の地球”

YouTubeを見ながら何度も練習したが、心配なので歌詞のメモを見ながら。

やはりメモを持った左手が震える。

ただ、歌の場合は自己表現も大切だととっさに思い、ジェスチャーで取り繕う。

完璧とはいいがたいが、それなりにやり切ることはできました。

中学一年の自己紹介からの自分へ

「緊張に耐えてよく頑張った、感動した!」

具体的に

世の中はアピール合戦の場

2020年4月の緊急事態宣言から4年以上転職活動をしておりますが、未だに自分が希望する職種に就くことはできていません。

人に雇われて働こうとする場合、20代前半までの若者はともかく、雇用者の意向に沿ったスキルがないと基本的に採用されることはありません。

また、雇用者は採用の判断基準として、学歴や資格の有無を求めてくることがあります。

要するに、人に雇われて働く場合は、雇用者に認められていることをどんどんアピールしていかないといけない。

人前で話すことにどこか苦手意識を持っている私にとって、もしそこが解消されたら、世の中にアピールすることの選択肢が確実に増えるはずです。

自分の知らない才能さがし

【悔いのない生き方】をテーマにした記事を書いて本当に良かった。

忘れていた幼少期の数々の記憶を思い出すことができた。

イヤなことだけでなく、好きだったこと、得意だったことを思い出すことで本当の自分を知る手がかりとなりました。

あがり症な自分だけど、昔から歌は好きで音楽の授業で歌のテストがあると、「ここはオレの頑張りどころ」と誰よりも大きな声で歌ってた。

人を笑わせることは昔から好きだった。

社会人となってからは、そんなこともいつしか忘れて日々を過ごしてきました。

けど、最近は夕食作りのときにYouTubeで昭和の歌を見つけては歌っている。

オーディション用の自己PRを書いていて、ひょっとしたらまだ自分では気づかない才能が眠っているのではないかと思えるようになりました。

才能とは自分が決めるものではなく、他人が評価するものだから出してみないと分からないのではないか。

表現力はアピールポイント

社会人になると、知識と経験を駆使してお金を稼いできたが、そこに「人に想いを伝える技術」が加わるとさらに凄みを増すのではないか。

伝え方はそれぞれあって、歌や演技も立派な伝え方の一つ。

どこかで認めてくれる人が必ずいるはず。

人はみんな、誰かから認められたいという承認欲求がある。

インターネットが普及した現代だからこそ、世の中に自分をどんどんアピールするべき。

まとめ

私が【悔いのない生き方】をすると決意した行動の結果が、シニアオーディションへの参加でした。

仮に、シニアオーディションに参加しなかったとしても、何ごともなく日常の生活は流れていったでしょう。

しかし私は、悔いのない生き方をすることの重要性に気づいてしまったんです!

自分との約束を守る

とことん守る

愚直に守る

もし今日が人生最後の日だとしたら、、、

笑顔で「悔いのない人生だった」と言えることが何よりも大切なことを。

最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございます。

補足

昨日郵便が届きました

芸能養成所なので、費用がかかります。

できることなら入所したいのですが、”先立つもの”がなく、お断りを入れようと思います。

これからも気になることにはすべて挑戦していきます。

たった一度の人生、悔いのないように生きる道はこれからも続きます。

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