「セールスコピー大全」まとめ

松岡 球一(まつおか きゅういち)
55歳、妻と娘(7歳)と息子(4歳)の父。
15年続けたフルコミ生命保険営業をほぼクビ状態で2023/8/7に退社。
翌日8/8よりテレアポの会社→半年後の2/28に突然の解雇。
3/25~ルート営業の会社に正社員として採用され、マイナス生活から開放される。

2020年4月の緊急事態宣言を機に、将来への不安を感じ、どんな環境下でもパソコン一つで出来る仕事を探し始める。

セールスコピーを勉強して2年強。参考になる本はかなり買ったが、どれも顧客の心理についての本ばかりで、実践形式のものはほとんどなかった。

今回の「セールスコピー大全」は実践向きな、数少ない参考書として、1年半前から愛用しています。

ただ、まだ完全に使いこなせていないのが実情。

今回は、皆さまへのお役立ち、情報提供でまとめてみました。

それではさっそくいってみましょう!

必要なのは、正しい方法を「学び」、「訓練」し、「実践」すること。

セールスコピー大全をマスターすれば、どんな商品でも、伝え方次第でもっと売ることができる「売れる言葉の作り方」をお伝えします。

 

 

 

目次

訴求の考え方、作り方

※訴求:売れる提案のこと

セールスコピーとは?

セールスコピーとは、文章表現だけで結果を手にする技術ではありません。

売れるアイデアを探し、それを魅力的に表現する技術です。

 

売れるアイデアは「生み出すもの」ではなく「拾うもの」

売れるアイデアは、あなたの頭の中から生むものではなく、お客さんの頭の中から拾い上げるものなんです。

自分目線で「どうすれば伝わるだろう?」「何を言えば売れるだろう?」ではなくて、、、

 

お客さん目線で

お客さんが強く求めているのは何だろう?

どんなことに興味や関心を抱いているのだろう?」という思考を持つこと。

 

客がお金を払う「本当の理由」

お客さんは何にお金を払うのでしょうか?

商品を手に入れるためや商品の特徴・メリットを手に入れるためではありません、、、

お客さんは、商品から得る「嬉しい未来」=「ベネフィット」を求めてお金を払うのです。

 

ベネフィットは結果、メリットは理由

ベネフィットは読み手が求める嬉しい未来で、特徴・メリットはベネフィットが叶う理由。

例えば:

肩こりスッキリ

3分で肩甲骨がほぐれる

フォームローラー◯◯

だと、

 

肩こりスッキリ (ベネフィット)

3分で肩甲骨がほぐれる (特徴・メリット)

フォームローラー (商品名)

になる

 

ベネフィットを見つける方法

「ということはつまり法」

特徴やメリットに「ということはつまり?」と質問を続けてみる。

 

例えば、ゴルフドライバーで

「軽くて振りやすい」

    ↓ということはつまり?

「スイングしやすい」

    ↓ということはつまり?

「飛距離が伸びる」

    ↓ということはつまり?

「スコアアップ」

    ↓ということはつまり?

「コンペで勝つ」

 

ベネフィットが存在しないセールスコピーは、何も売らないコピーとおなじ

 

ペルソナの設定

ペルソナとは、顧客としてふさわしい人物像のこと。

商品を買ってくれそうなターゲットは?

タイプ①:その商品が欲しくて、強い興味を持っている(購入意欲の高い客)

タイプ②:その商品を少し知っているけど、まだ欲しくない(検討客)

タイプ③:ベネフィットに興味はあるけど、その商品を知らない(購入意欲の低い客)

 

コピー技術

コピーは「キャッチコピー」、「リードコピー」、「ボディコピー」に分かれる。

広告の基本構造:

キャッチコピー:お客さんを振り向かせる「第一声」

リードコピー:振り向かせた人を近くに誘う「次の言葉」       

ボディコピー:近くに来た人を説得する「セールストーク」

 

 

キャッチコピーとは?

キャッチコピーとは:訴求を魅力的に表現した短い言葉のこと。

キャッチコピーの目的:読み手の注意を一発で掴み、続きを読む気にさせること。

・キャッチコピーが悪いと広告が読まれない(つまり、売れない)。

・キャッチコピーは少なくとも30個考えて、後日見直す。

・ベネフィットがあること。

読み手を絞り込む:読み手は徹底的に絞り込むことによって「これは自分のことだ!」と思ってもらえる。

心の声に置きかえる:例えば「若かったあのころに、戻りたいあなたへ」

一度でも脳内でつぶやいたことのある言葉は、読み手の共感を得やすくなる。

リードコピーとは?

リードコピーとは:続きを読ませるためのコピーで、読む気を最大値へ引き上げること。

キャッチコピーとセットで考える。

リードコピーの3つの書き方

①キャッチコピーをさらに強化する

②続きが知りたくなる(ザイガニック効果):「未完成の情報」を伝えること。

③魅力的なオファー

※オファー:お客さんへ約束する魅力的な取引条件

ボディコピーとは?

ボディコピーとは:キャッチコピーとリードコピーを除いた広告文章。

ボディコピーの目的:読み手の購入意欲を育てること。

売れるボディコピーを書くには、優れた構成(何をどの順序で語るか)が必要。

         ↓そのために

ボディコピーでは、書く前に構成を考えることが鉄則

 

ボディコピーの構成5つの書き方

①読み手との共感

②問題提起と解決条件の提案

③具体的な解決策の提案

④ベネフィットの訴求

⑤クロージング

①読み手との共感

目的は、「この人いい感じ」と思ってもらう=ラポールを築くこと。

②問題提起と解決条件の提案

読み手から得たい反応は「教えてくれてありがとう」

→読み手にとって有益な情報提供。

③具体的な解決策の提案

商品が最高であることの証明

→商品の特徴。メリット、お客さんの声、実績、実例など。

④ベネフィットの訴求

たくさんのベネフィットを魅力的に語る

→どれか1つのベネフィットが気になって反応するお客さんもいる。

⑤クロージング

今すぐレスポンスしてもらう

 クロージング成功ポイント

・今すぐ申し込むべき理由  「割引」「特典」

・リスクリバーサル    「保証」「サポート」「お試し期間」

・価格の正当性

ストーリーテリングとは?

ストーリーテリング:キャッチコピーだけではなく、ボディコピーもストーリーにする手法。

なぜストーリーにするのか:

・人はもともとストーリーが好き

・感情移入してもらえる

・ストーリーは記憶に残りやすい

 

商品が欲しくなるストーリーの3つの条件

①ターゲットが共感できる主人公

・ターゲットに自分のことのように思ってもらうことで、感情移入しやすくなる。

 

②V字型のストーリー展開

・日常(問題発生)↘どん底(乗り越える)↗成功

 

③ストーリーとセールスが美しくつながる構成

・ストーリーとセールスのつながりが不自然だと「やっぱりセールスか」と思われてしまう。

まとめ

実践にまさるものはありません。

ただ書く、ひたすら書く、とにかく書く。

アウトプットとインプットの割合は、7:3

最後まで、お付き合いいただきましてありがとうございました。

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